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No.161
ふせ
花冷え 現行未通過NG❌ネタバレがあります。
#-花冷え
#-テア
▼ここからネタバレ
テアの日記こちらです。
HO花 イヴ・ラント
HO記 テア・リング
エンド5の命です…。
【火曜日の日記】
小瓶が服のポケットに入っていた。あまり覚えていないけど、この小瓶に入っている花のポプリの香りは好きだったような気がする。僕は花が好きだったんだろうか。イヴに咲いた花も美しいと思う。
(おどろおどろしい形の何かが開く様子が描かれている。棘のようなものを勝手に生やしている。おそらく花の花弁を描きたかったのだろう。)
今日はマリは18歳の誕生日と、僕らの歓迎会でケーキを作ったんだ。はかるのはニコ、まぜるのはリィ、焼いて飾りつけるのはマリに手伝ってもらった。マリがオーブンを開けようとしたのには驚いたよ。すぐ気づいて扉を閉めることができた。危なかった。治療後もまたマリと話ができるといいな。
ピアノの音に惹かれて立ち寄ってみたら、なんとケイトが弾いていた。美しい音色だ。どこか悲壮感も漂う素敵な旋律だ。音楽は絵と違って形に残せない、表現できる言葉を見つけられないのが何とも歯がゆい。
イヴは踊りを教えるのがうまい。隠すなんて勿体無い!かくれんぼのことといい、まだきっと何か隠しているぞ。彼のできることをたくさん知っていくのが楽しみだ。なるべくこの日記には零さないようにしていきたい。
深夜に不思議なカンテラの光をみた。あれは何だったのだろう。
【水曜日の日記】
今日は悲しいことが起きた。マリが亡くなった。
マリとはもっとたくさん話がしたかった。穏やかな顔だったけど、マリは永遠に今の姿のままでいたかったのだろうか。治療されるのが嫌だったの?こんなに悲しいのは何故だろう。僕は彼女に会ったことがあるのだろうか。ケイトは言っていた。「マリは幸せだったって覚えておいて」と。今はそうであったと願ってやまない。
前に住んでいた人の日記帳を見つけた。僕と同じく、記憶に関する病気があったみたい。大事な記憶を忘れないなんて羨ましいけど、ルームメイトが生きているのか死んでいるのかもわからない状態になるだなんて恐ろしい。そんな呪文を使うくらいなら、記憶なんて戻らなくても良い。世界はこんなにも輝いているんだ。記憶がないなら、新しい思い出を埋めてしまえばいい。
初めて温室に入ってみた。綺麗な花がたくさんある、小さな森のような場所だった。宝箱のような物を見つけた。きっと中にいいものが入っているだろうから、鍵を見つけられたら良いな。
メイドさんの名前はロージー。いつもありがとう。
(ひらひらの細長く白い何かの絵が描かれている。足のようなものが四つ生えている。ロージーかもしれない。)
【木曜日の日記】
イヴが自分から生えた花を切って捨てていた!あんなに綺麗なのに!もったいない!気が付いてよかった。何本かもらって、栞にさせてもらった。これで本を読むのが一層楽しくなるな。本といえば、僕は本を読むことが大好きだ。それなのに、今日初めて手に持った本が邪魔だと思った。
イヴは綺麗な子だ。手に取った本よりもずっと好きだ。ずっと忘れないでいれられれば良いのに。
(また不気味な花の絵が続く。イヴに咲いた花を描きたいようだ。)
よくはわからないけど、ペネロペの病気で不思議な屋敷のような場所に閉じ込められた。
誰も彼もが責めてくる恐ろしい場所だった。心象風景というやつだろうか。まるで実感を持てなかった。ケイトが詳しいらしい。話を聞けないだろうか。
イヴが「また一人になったのかと思った」と言った。あれはどういう意味だったんだろう。彼は肌に触れられるのが苦手みたい。ルームメイトとして、彼のことはたくさん知っておきたい。あの後直接手を繋いじゃったけど、大丈夫だったかな。今度はちゃんと一声かけてから触りに行かないといけないな。日記に書くだけで本当に覚えておけるんだろうか。大事なところは色をつけたほうがいいんじゃないかな。ロージーに花瓶と色鉛筆を頼んである。届くのが楽しみだ。
(彼は肌に触れられるのが苦手の部分に橙色で丸がされている)
お泊まりみたいに子供達で集まって眠った。ここでの暮らしは初めてばかりだ。
【金曜日の日記】
イヴがご飯を残しているようだった。体調不良だろうか。昨日も頭痛があると言っていた。
彼の病が進行していなければいいけど。心配だ。
ケイトに頼まれてニコを探しに行った。ニコの涙は結晶で、とても綺麗だった。有毒らしいけど、これが彼の病気らしい。話を聞いてくれって言われたから、相談に乗ったらニコには手放したくないものがあるんだって。僕にもある。イヴは美しいと思う。花もひっくるめて全部。この記憶は手放したくない。
(不気味な何かが開いた絵が続くが、一つだけ花だとわかる絵が描かれている。イヴの花と同じ色の色鉛筆で塗られている。)
イヴとケイトがサンドイッチを作ってくれた!イヴが作ってくれたブルーベリーのフルーツサンドはとても美味しかった!忘れたくない。今日もたくさん書いた。
僕は一年半ほど前からここに入院していたらしい。僕らの部屋にあったあの日記帳は僕が書いたものだった。僕の記憶は1週間の命。 何度も初めましてを言う僕に、アヴリルのみんなは優しくしてくれた。マリ、さようなら。僕の友達。呪文をありがとう。
少し、ケイトたちの言っていたことがわかった気がする。もし、治療が、治療じゃなかったら。この病気のまま外の世界に出たのなら。1週間しか記憶の持たない僕を、誰が支えてくれるだろう。それに比べて、ここでの暮らしは穏やかで優しい。
この世界は穏やかで優しいけど、できることなら外に出たい。
もう、思い出せないのなら過去はいらない。イヴのいる世界は輝いている。なるべく長く、その世界を見ていたい。二人でここから出られないだろうか。
【土曜日の日記】
今日はケイトとニコとお別れをした。ニコの言う通り、ケイトの瞳は美しかった。ニコはケイトが大切だと言っていたから、二人で永遠になって、幸せになったんだと信じたい。
ここで出会ったみんなのことは忘れずに覚えていたい。
イヴが急に倒れて心配したけど、すぐにボートに乗れるまで回復して安心した。
やっぱり彼は隠すのも上手い。本当はスパイなんじゃないだろうか。体調不良も全然気付かなかった。
睡蓮池の先に、小さな家が建っていた。そこにあったオルゴールを聞いて思い出したけど、僕は昔イヴと会った事がある。あの花のポプリはイヴの花だった。僕のベルトのポケットから出てきた。あれは大事なものをしまって置く場所だ。肌身離さず持っていたんだろう。記憶が1週間しか持たない身体でも、大事なものを忘れないでいたことがすごく嬉しい。イヴは美しくて綺麗だ。
日曜日に、次の僕への目標を書くことにした。イヴが提案してくれた。
次の1週間は音楽家になる。楽譜を読めるようになって、書けるようになる。
あのオルゴールの音色を、この日記帳に書き留める。また思い出せるように。僕ならできる。
次の日が来るのが楽しみだ。
いつも出会いがある。僕の人生って素晴らしいな。
(オルゴールとイヴとテアらしきものが描かれている。相変わらず不気味な絵だが、花だけは上達している。)
【日曜日の日記】
初めまして、(次の月曜日の日付)のテアへ
君は記憶喪失だ。記憶は1週間しか持たない。
悲しんでいる暇はないぞ。今週の君の目標は「医者」になること。 次週は「音楽家」だから、部屋にあるオルゴールもできれば聞いておいて。
覚えておいてほしいこと
・マリ、ケイト、ニコ:お別れしたお友達
・リィ:狼みたいな子。一緒にかくれんぼをして。
・ペネロペ:かわいい妹みたいな子たち。おままごとを一緒にやって。
・ネネム:いっつも絵を描いてる。不思議な子。
・ロージー:メイドさん。色鉛筆と花瓶を貰った。お礼を言って。
・イヴ・ラント:きみの大事な人。彼と何をしたか、日記に書いておいて。
18歳の治療までの約束だよ
(1)1日の終わりに必ず日記を書くこと。
この日記はマリから貰った大事なものだ。イヴの花の絵は日課だから、毎日描いて。
(2)今の1週間を大事にすること。
部屋にある日記帳を読み返してると日が暮れるよ。大人になるまで、適度に読み返して。
(3)忘れることを恐れないこと。
同じことを何度でもしていいから、色んな人と景色に会いに行って。
良い1週間を 昨日のテア・リングより。
(勿忘草の花が描かれている)
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2024.4.27
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HO記 テア・リング
エンド5の命です…。
【火曜日の日記】
小瓶が服のポケットに入っていた。あまり覚えていないけど、この小瓶に入っている花のポプリの香りは好きだったような気がする。僕は花が好きだったんだろうか。イヴに咲いた花も美しいと思う。
(おどろおどろしい形の何かが開く様子が描かれている。棘のようなものを勝手に生やしている。おそらく花の花弁を描きたかったのだろう。)
今日はマリは18歳の誕生日と、僕らの歓迎会でケーキを作ったんだ。はかるのはニコ、まぜるのはリィ、焼いて飾りつけるのはマリに手伝ってもらった。マリがオーブンを開けようとしたのには驚いたよ。すぐ気づいて扉を閉めることができた。危なかった。治療後もまたマリと話ができるといいな。
ピアノの音に惹かれて立ち寄ってみたら、なんとケイトが弾いていた。美しい音色だ。どこか悲壮感も漂う素敵な旋律だ。音楽は絵と違って形に残せない、表現できる言葉を見つけられないのが何とも歯がゆい。
イヴは踊りを教えるのがうまい。隠すなんて勿体無い!かくれんぼのことといい、まだきっと何か隠しているぞ。彼のできることをたくさん知っていくのが楽しみだ。なるべくこの日記には零さないようにしていきたい。
深夜に不思議なカンテラの光をみた。あれは何だったのだろう。
【水曜日の日記】
今日は悲しいことが起きた。マリが亡くなった。
マリとはもっとたくさん話がしたかった。穏やかな顔だったけど、マリは永遠に今の姿のままでいたかったのだろうか。治療されるのが嫌だったの?こんなに悲しいのは何故だろう。僕は彼女に会ったことがあるのだろうか。ケイトは言っていた。「マリは幸せだったって覚えておいて」と。今はそうであったと願ってやまない。
前に住んでいた人の日記帳を見つけた。僕と同じく、記憶に関する病気があったみたい。大事な記憶を忘れないなんて羨ましいけど、ルームメイトが生きているのか死んでいるのかもわからない状態になるだなんて恐ろしい。そんな呪文を使うくらいなら、記憶なんて戻らなくても良い。世界はこんなにも輝いているんだ。記憶がないなら、新しい思い出を埋めてしまえばいい。
初めて温室に入ってみた。綺麗な花がたくさんある、小さな森のような場所だった。宝箱のような物を見つけた。きっと中にいいものが入っているだろうから、鍵を見つけられたら良いな。
メイドさんの名前はロージー。いつもありがとう。
(ひらひらの細長く白い何かの絵が描かれている。足のようなものが四つ生えている。ロージーかもしれない。)
【木曜日の日記】
イヴが自分から生えた花を切って捨てていた!あんなに綺麗なのに!もったいない!気が付いてよかった。何本かもらって、栞にさせてもらった。これで本を読むのが一層楽しくなるな。本といえば、僕は本を読むことが大好きだ。それなのに、今日初めて手に持った本が邪魔だと思った。
イヴは綺麗な子だ。手に取った本よりもずっと好きだ。ずっと忘れないでいれられれば良いのに。
(また不気味な花の絵が続く。イヴに咲いた花を描きたいようだ。)
よくはわからないけど、ペネロペの病気で不思議な屋敷のような場所に閉じ込められた。
誰も彼もが責めてくる恐ろしい場所だった。心象風景というやつだろうか。まるで実感を持てなかった。ケイトが詳しいらしい。話を聞けないだろうか。
イヴが「また一人になったのかと思った」と言った。あれはどういう意味だったんだろう。彼は肌に触れられるのが苦手みたい。ルームメイトとして、彼のことはたくさん知っておきたい。あの後直接手を繋いじゃったけど、大丈夫だったかな。今度はちゃんと一声かけてから触りに行かないといけないな。日記に書くだけで本当に覚えておけるんだろうか。大事なところは色をつけたほうがいいんじゃないかな。ロージーに花瓶と色鉛筆を頼んである。届くのが楽しみだ。
(彼は肌に触れられるのが苦手の部分に橙色で丸がされている)
お泊まりみたいに子供達で集まって眠った。ここでの暮らしは初めてばかりだ。
【金曜日の日記】
イヴがご飯を残しているようだった。体調不良だろうか。昨日も頭痛があると言っていた。
彼の病が進行していなければいいけど。心配だ。
ケイトに頼まれてニコを探しに行った。ニコの涙は結晶で、とても綺麗だった。有毒らしいけど、これが彼の病気らしい。話を聞いてくれって言われたから、相談に乗ったらニコには手放したくないものがあるんだって。僕にもある。イヴは美しいと思う。花もひっくるめて全部。この記憶は手放したくない。
(不気味な何かが開いた絵が続くが、一つだけ花だとわかる絵が描かれている。イヴの花と同じ色の色鉛筆で塗られている。)
イヴとケイトがサンドイッチを作ってくれた!イヴが作ってくれたブルーベリーのフルーツサンドはとても美味しかった!忘れたくない。今日もたくさん書いた。
僕は一年半ほど前からここに入院していたらしい。僕らの部屋にあったあの日記帳は僕が書いたものだった。僕の記憶は1週間の命。 何度も初めましてを言う僕に、アヴリルのみんなは優しくしてくれた。マリ、さようなら。僕の友達。呪文をありがとう。
少し、ケイトたちの言っていたことがわかった気がする。もし、治療が、治療じゃなかったら。この病気のまま外の世界に出たのなら。1週間しか記憶の持たない僕を、誰が支えてくれるだろう。それに比べて、ここでの暮らしは穏やかで優しい。
この世界は穏やかで優しいけど、できることなら外に出たい。
もう、思い出せないのなら過去はいらない。イヴのいる世界は輝いている。なるべく長く、その世界を見ていたい。二人でここから出られないだろうか。
【土曜日の日記】
今日はケイトとニコとお別れをした。ニコの言う通り、ケイトの瞳は美しかった。ニコはケイトが大切だと言っていたから、二人で永遠になって、幸せになったんだと信じたい。
ここで出会ったみんなのことは忘れずに覚えていたい。
イヴが急に倒れて心配したけど、すぐにボートに乗れるまで回復して安心した。
やっぱり彼は隠すのも上手い。本当はスパイなんじゃないだろうか。体調不良も全然気付かなかった。
睡蓮池の先に、小さな家が建っていた。そこにあったオルゴールを聞いて思い出したけど、僕は昔イヴと会った事がある。あの花のポプリはイヴの花だった。僕のベルトのポケットから出てきた。あれは大事なものをしまって置く場所だ。肌身離さず持っていたんだろう。記憶が1週間しか持たない身体でも、大事なものを忘れないでいたことがすごく嬉しい。イヴは美しくて綺麗だ。
日曜日に、次の僕への目標を書くことにした。イヴが提案してくれた。
次の1週間は音楽家になる。楽譜を読めるようになって、書けるようになる。
あのオルゴールの音色を、この日記帳に書き留める。また思い出せるように。僕ならできる。
次の日が来るのが楽しみだ。
いつも出会いがある。僕の人生って素晴らしいな。
(オルゴールとイヴとテアらしきものが描かれている。相変わらず不気味な絵だが、花だけは上達している。)
【日曜日の日記】
初めまして、(次の月曜日の日付)のテアへ
君は記憶喪失だ。記憶は1週間しか持たない。
悲しんでいる暇はないぞ。今週の君の目標は「医者」になること。 次週は「音楽家」だから、部屋にあるオルゴールもできれば聞いておいて。
覚えておいてほしいこと
・マリ、ケイト、ニコ:お別れしたお友達
・リィ:狼みたいな子。一緒にかくれんぼをして。
・ペネロペ:かわいい妹みたいな子たち。おままごとを一緒にやって。
・ネネム:いっつも絵を描いてる。不思議な子。
・ロージー:メイドさん。色鉛筆と花瓶を貰った。お礼を言って。
・イヴ・ラント:きみの大事な人。彼と何をしたか、日記に書いておいて。
18歳の治療までの約束だよ
(1)1日の終わりに必ず日記を書くこと。
この日記はマリから貰った大事なものだ。イヴの花の絵は日課だから、毎日描いて。
(2)今の1週間を大事にすること。
部屋にある日記帳を読み返してると日が暮れるよ。大人になるまで、適度に読み返して。
(3)忘れることを恐れないこと。
同じことを何度でもしていいから、色んな人と景色に会いに行って。
良い1週間を 昨日のテア・リングより。
(勿忘草の花が描かれている)
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